心はいつもAirPucci (空元気でもいいから)

毎日がPucciを着ているような気分

はやぶさ × twitter

   


金星と月のランデブー
野口さんの宇宙からの帰還
そして、本日6/13、はやぶさの帰還。

今年は宇宙天体ニュースが多い。そしてTwitter+Ustreamのおかげで、多角的に情報を得ることができて楽しいです。

USのディスカバリー計画は縮小するし、JAXAは仕分け対象にあげられていて、もう宇宙開発なんて意味ない的なムード漂う中、
宇宙初の5プロジェクトを敢行した日本のはやぶさ。野口さんの快挙に引き続き、大きな希望を持てた明るいニュースです!

「はやぶさ」の主なミッション
■イオンエンジンを使った惑星間飛行
■光学補正を利用した自律誘導航法
■小惑星からの試料採取
■地球スイングバイ
■再突入カプセルを使って地球へ試料を持ち帰る

宇宙に旅立って小惑星にたどり着き、戻ってくるだけでも偉業だと思うのですが、小惑星に着陸し無人で表面物質を持ち帰るというのも初めての試み。これだけ課題を組合さなければ予算がでなかったとか。
その予算規模も、100億円程度。
生徒たち相手にはやぶさの話をしてて、「はやぶさの製作費用125億円。パスファインダー650億円。子供手当て2兆円」と言ったらものすごいブーイングが。「お母さんが使っちゃうより、壊れない宇宙船(衛星)作ったほうがいい。」』というtweetがありました(@jyaricat氏)

最初にTwitterで回ってきたのがこのニコ動。
探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力


宇宙で初めての偉業のために、数々のトラブルに見舞われ
しかし、そのたびにミラクルなリカバリーを重ね、とうとう地球に戻ってくる。工夫と智恵を重ねた様子がヤマトのキャラで語られていて面白いです。

プロジェクトの全体像と生い立ち、成果の意義についてはこちらがわかりやすい。はやぶさプロジェクトメンバーへのインタビュー記事。
祝帰還!「はやぶさ」7年50億kmのミッション完全解説【その1】

はやぶさは、小惑星イトカワで採集したサンプルを地球に投下後、自らは大気圏に突入して燃え尽きる運命。燃え尽きる最後の様子を航空中継した映像。

2:56ごろから

はやぶさ最後の映像はイギリスBBCのも美しいです。
A perfect view of the asteroid capsule’s Earth return
日本では生中継なかったのに、BBCはあったとか。そうですよね。宇宙初の偉業5つもそろえているのですから。
はやぶさが切り離した小惑星サンプルは、到着予定地から1km程度はなれた箇所に落下したそうで、すぐに見つかったそうです。イチローのレーザービーム並の精度に驚きます。
BBCのニュースにははやぶさの成功を歓迎するコメントが。
BluesBerryさんのメッセージは忘れてはならないと思います。

Hayabusa is like life itself – life is intended to be used up, burned up with passion, and while burning up, the torch is passed to the next generation.

Falcon(はやぶさ)は燃えて日本のPhoenix(不死鳥)に生まれ変わったとし、新しい世代にバトンが渡されたのだと。
いや、渡されたのはtorch(たいまつ)。誰も知らない世界への長い道のりを、わずかな明かりを携えて、勇気をもって先頭で走るイメージかな。

はやぶさが到達した小惑星イトカワの組成は、地球の原始に近いと考えられていることから、地球の成り立ちがわかることと、イトカワ自身が将来地球にぶつかる可能性のある小惑星のひとつであることから、今回のはやぶさ飛行で得られた知見から地球と惑星との衝突回避技術が得られると期待されているそうです。

極め付きはすこっちさんの漫画
チームの人だけでなく、機械を擬人化し、情感をもって接するのはなんとも日本人っぽい。機械を敵と思う欧米系にはない発想ですね。

その、なんとも意味深な、はやぶさ最後の地球撮影画像です。
ã��ã�®å��ç��ã�¯ä¸�ç��ã�¢ã��ã�§ã��ã��ã��ã�¯ã��ã�¶ã��ã�©ã�¹ã��ã... on Twitpic


これは、水墨画なのでしょうか?
このラストショット撮影中にはやぶさ自身が燃え出していて、なぜ送信されてきたのかわからないという。

はやぶさプロジェクトは運営のJAXAによるtwitterアカウントだけでなく、はやぶさ自身を擬人化したtwitterアカウントを開設していて、とても親しみの持てるコミュニケーションになっていました。ホームページ、ブログ、Ustreamの中継も駆使していて、ともすれば縁遠い研究開発のプロセスをわかりやすく、興味深く伝えてくれていました。
「面白く、わかりやすく」というのがポイントですが、研究へ魂がこもっているからこそ、一般の人へわかりやすい言葉で伝えることができたのでしょうね。

野口さんが撮影した宇宙からの写真は素晴らしく美しく、かつtwitterでリアルタイム公開。日本だけでなく、世界中の人と感動を共有していました。
科学技術とtwitter+Ustreamの相性はかなりよいのではないでしょうか?

どこにあるかわからない密室研究よりも、可能な範囲で公開してもらえたら興味もわくし勉強になるし、何より希望が持てる!研究開発の皆様、ぜひJAXAを見習ってtwitter+Ustreamに挑戦してください!

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Comment

  1. […] 昨日のはやぶさプロジェクトの成功は、久々に希望を感じる出来事でした。 […]

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