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「希望を捨てる勇気」その1

      2013/10/27


「希望を捨てる勇気」その0を書いて1ヵ月半。うう。この間、私には希望がなかった。希望ってなんだろう。
失われた20年。日本は低迷しています。もはや低迷が当たり前で不感症状態です。

成長分野に投資するのが継続成長の基本なのですが、いつまでも国外へ出て行った製造業に頼り、次の成長分野を見つけて挑戦していないのがそもそもの誤りなのです。明治時代の殖産興業では、繊維産業から造船へ終戦直後は鉄・重電から弱電器・自動車へと、成長分野に主力産業をシフトし成長続けた日本が、とうとうつまづいてる。なんかくやしいなあ。

1980年代、次の成長へのシナリオはあったのに。
私が中学生の頃にみせられた未来のへ青写真は、
「新エネルギー」「バイオ(医療、食糧など)」「サービス」だった。石油に頼ることなく十分なエネルギーが自給でき、輸入作物に頼ることなく食料もバイオテクノロジーによって安定生産でき、長寿は進むけど医療の発達で皆元気というのがイメージだった。全ては高付加価値産業のため、知力が重要になってくると。いろんな国が豊かになり往来が活発になるので英語は大事ですよと。

しかし、当時世界最高レベルだった教育のレベルを下げ、投資もやめてしまった。学力テストでは日本はずっとダントツの世界一だったのにね。

成長分野への国家レベルの投資が手薄ならば、起業すればよく、実際に起業しやすいよう各種規制緩和が行われました。しかし、開業よりも廃業・倒産のほうが上回る昨今。

この本の77pによると、昔は日本はベンチャー精神あふれる国だったのだそうだ。
1964-66年、廃業は多く44%だけど、新規開業は2倍以上(90%くらい?)

まあ、戦後から復興する時期で、「腕一つでやってやる」みたいな意気込みの人が多かったのでしょう。多くは中小企業から独立する人だったのだそうです。

みんなが明日を信じて希望をもてる時代だったから起業も多かった?
全体が成長軌道ににっていて、みんなが夢いっぱいでないと希望って持てないのだろうか。
起業が少なく廃業が多く若者の失業率が高いのは、希望がないせい?希望って個人の中に宿るものじゃないの?

今が内向きで暗いのは、単に「成長分野をよく見ていないからでは?」という気がしてきました。今現在ばかりを見て、未来を想起していない。既に世代交代を迎えているはずの大企業を見ていたら、そりゃ希望はないですよ。

つづく。

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