心はいつもAirPucci (空元気でもいいから)

毎日がPucciを着ているような気分

マザーハウスのカバンを買いました。

   


銀座に新しくお店ができるということで、行ってまいりました。場所は阪急モザイク(数寄屋橋阪急)の2F。

とあるSNS(mixiでもgreeでもありません)で、「すごい人がいる」と、マザーハウスの山口絵里子さんのお話を人づてでお伺いしたのは確か2006年。バングラデッシュに現地素材ジュートでできたバッグの製造工場を作り、途上国支援をscopeに入れた事業を行うとのことでした。

当時のジュートといえばズタ袋のイメージ、ゴツゴツしていて加工も難しそう。ファッションブランドで採用しているところはなく、イタリア郵便局で郵便を運ぶため使用していたジュート袋をリサイクルしたバッグが一部ではやっている程度でした。

SNSで回ってきた初期出荷(と思われる)製品の写真をみての印象は
「んー厳しい。正直デザインが。」
「ジュートは高級感が出ないのでこれが限界かも。高いから支援だけの気持ちでも買えない。レザーじゃだめなの?レザーだったら少しは高級感がでるのに。」というやり取りをSNSのお友達としていました。気持ちは素晴らしいけど、商業的には難しそうだな、、というのが私の印象でした。

それが、その後の目覚しい進展は皆様ご存知のとおり。

ジュートの野性味あふれる素材感は織が細やかとなり、難しいとされた染色にも成功して多色展開となり、とても満足いくものに。レザーのラインアップも追加になっていましたが、ゴワゴワのありがちな品質のものではなく、とっても柔らか。
縫製も目がそろっていて丈夫そうです。
何よりもデザイン。社長の山口絵里子さんご自身がデザインやバッグ制作の修行をメーカーでなさったそうです(それは正解だ)。

今使っているカバンが古くなってきたので、買い替えをずっと考えていたのだけど、選択肢は山ほどあって、とてもじゃないけど選べない。
「ブランド物じゃ飽きがくるしコスパが悪い。職人モノは良いけど重く使い勝手がイマイチ。ほどほどの素材感と価格でよくデザインされた製品は山ほどあるけど、バッグは頻繁に買い換えるものじゃないし、どうでもよいものを買うのもなあ」

というのが、
モノ余り成熟国に生きる消費者(私)の心理でした。

色々考えて、意義のある消費にたどり着いている。
マザーハウス副社長の山崎氏考察のとおり、でした。

・どうせ使うなら、使うお金の意義を考えたい
・モノを購入したときの満足感指標に、「正しい消費をしている」という項目が自分の中で追加されている

以上の2つがモノ余り時代をサバイバルしてきた自分のたどりついた先です。
ブランド物は論外となり、ほどほどの素材とコストで中国生産したものも選択肢から外れます。正しい消費なのか、その販売業者や生産者の行動が不透明だからです。

・何よりも、使い勝手とデザインがよいこと
この点で、こだわり職人モノで選択肢に残るものがありませんでした。

モノとして生産者の考えが明らかで、プロセスが公開されており、企業として信頼でき、ちょっとした社会貢献ができたかもという満足も与えてくれる。言うまでもなくモノのデザインや品質がとても良い。

私はマーケティングをするので、人をはめ込んでも自分ははまらない(笑)という自負があるのですが、見事にマザーハウスにはまってしまいました。

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