報道が「放射性物質」「放射線」「放射能」を混同していてわかりづらい

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「放射能がくる」と、どうどう書いて失笑をかったAERA。しかしテレビ報道を見ると、平気で「放射能がくる」「放射能で汚染される」と言うキャスターや畑違い学者も結構いて、さっぱり意味がわかりません。報道されている放射線量の単位がバラバラでわかりづらい報道は減っているようで、少しは分かりやすくなったのですが。

放射線を出す能力が放射能。
放射性物質は放射線を出すので放射能をもつ。

例えば、
銃には殺傷能力があります。
銃を持ったフラフラした人が近くにいると、その人が持つ銃の殺傷能力で誰かが殺されるかもしれません。
この危険な状況を
「殺傷能力がくる」と、能力を擬人化して人に伝えますか?
「殺傷能力がくる」と言われたらどう思います?さっぱり理解できないですよね。
「銃をもった誰々さんが何時ごろにA地点からB地点に向かった」と伝えて欲しいですよね。

「放射能がくる」ではなく、「放射性物質が飛散する」と正しく状況を報道してほしい。
「放射能で汚染される」ではなく、「放射性物質の流入により土壌が汚染される」と、正しく状況を報道してほしい。

能力を擬人化して表現するのは、子供を怖がらせるときに使う文学的な手法。オカルト作家の映画ならばよいでしょう。報道で使うべきではありません。「放射能」を擬人化して報道するのは、報道側の理解力が子供並みか、報道ではなく文学をやっているのか、物事を理解していない、いづれかと。

さて、、
このような言葉がニュースで使われるのは、未来もの映画の中かと思っていました。いや、これは現実現実。私たちは未来に来てしまったのだと感じます。目の前の新しい事象に対応していかなければなりません。

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