ここは日本の未来
毎日の放射線量を気にしながら生きる日々は「未来に来てしまったんだな」と思ったものですが、そんな未来が途方もない過去のように思えるような未来に私は来てしまいました。
放射線量を気にしながら生きる日々が2011年とするなら、私が今いる未来は2050年。

なんてことはない。実家に戻りました。
実に四半世紀ぶりです。
毎年帰省はしていたのに気づきませんでした。ここはとんでもない、日本の未来。
恐ろしい勢いで少子高齢化が進んでしまったのです。完了形です。
人口は四半世紀前に比べると10%減少していますが、体感する人口減少は6割減といった感じ。
しかも人々に活力が感じられません。人がいない。いや、人はいますが若い人がいなくなった。そして優秀な人がいなくなった。老人は大勢いるはずなのに、あまり見かけません。みな引きこもっているのです。つまり、誰もいないのです。
生産人口は見た感じで平均年齢40歳を超えていると直感しましたが、データで確認したところ、そのとおりでした。半数が未だに製造業に従事しています。地元出身企業も多い上に、SONY,SHARP,PANASONIC、、、名だたる企業の工場も多く職には恵まれている土地柄とは思いますが、国際競争が最も激しい製造業に頼った産業構造でこのまま続いてもいいのだろうか?不安がよぎります。
全ては予測されている未来の日本の課題。
それが全て現実問題として、ここでは起きてしまっている。
世界級の自然は相変わらずすばらしく美しく、ただ駆け抜けてしまった現実には、戦いが終わったラピュタのような既視感があります。
正直、逃げようかと思った。
でも。この問題はいずれ世界中のどこもが直面する。私は40年後に直面したいのか?そのとき何ができるのか?ただの高齢者の私に。
腹をくくって2050年の未来に生きる事にしました。
- 2011年7月17日11:41 PM
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