心はいつもAirPucci (空元気でもいいから)

毎日がPucciを着ているような気分

南場智子さんの「不格好経営」を読みました

   


本はうっかり増え続けるので、小さな本棚スペースを決めて「あふれたら売る」というルールを自分で作りました。
古くなったPHP(プログラミング言語のですよ!)を数冊売ったときに、ブックオフで買ってしまいました。南場智子さんの「不格好経営」。

まだヒカリエにDeNAが移る前、南場さんに呼び止められて悩み相談をうけるという初夢を見てしまったんですね。で、その年に退任の発表。その理由も、本書の中でふれられていますが旦那さんの看病のためという前代未聞の理由。偉いなーと思いました。旦那さんはご無事だそうで何よりです。

DeNAの創業が1999年だから、古いな。確かビットバレーとか、やってましたよねその頃。藤田さんよりも先にML参加した記憶があります。MLで出資者を募っていたCafeglobeも倒産しています。屍累々のネットベンチャーの世界で、モールというモデルからスタートして、技術者でもない女性がよくぞ持ちこたえたなと思っていました。その理由がわかりました。

人物を見抜いて任せる事。それを徹底しています。
任せるといっても誰でもいいのではなく、スキルも人物像もチームの中でどう働くかも見抜いた上で、任せている。任された方は実力を発揮する訳です。
やっていることは決断。決断の連続。当たり前か、社長だから。あとstakeholderの説得。これも当たり前か。

おもしろかったのは、マッキンゼー時代、若い女だから持ち上げられるということを自覚して、戦略的に使っていた事。持ち上げられることを享受して、その先は実力と。これは大いに同意しました。
若い女の子は仕事で持ち上げられます。それを実力と勘違いし、努力ないまま年を取り、威張り腐った嫌なおばさんになった例を4つほど知っているので、やっぱそうだよね、と納得した次第です。そう、舞台にはたたせてもらえる。その先は実力。磨いていないと35歳を超えて若さがなくなり年齢相応の期待レベルに上がった時が本当に無惨です。

語り口は軽妙で楽しい方なんだろうな、と思いました。学歴経歴すばらしいのですが、やっぱり聡明ですよね。頭の良い人が持ちうる明るさがあります。聡明さって本当に大事だわ。

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