Red&Blue
Music&Artのジャンルは久々に書きます。一生で一番好きなジョーヘンのダブル・レインボウはおいといて、
日本人ミュージシャン作品です。空気が澄んで少し涼しくなったこの季節にぴったり。今は亡き、六ピ(六本木ピットイン)によく通っていた頃のリリースです。 (続きを読む…) «Red&Blue»
- 2011年11月1日10:09 PM
- | category : music&Art
- | comment(0)
music&Art
Music&Artのジャンルは久々に書きます。一生で一番好きなジョーヘンのダブル・レインボウはおいといて、
日本人ミュージシャン作品です。空気が澄んで少し涼しくなったこの季節にぴったり。今は亡き、六ピ(六本木ピットイン)によく通っていた頃のリリースです。 (続きを読む…) «Red&Blue»
一生で一番好きなアルバム、ジョー・ヘンダーソンのダブルレインボウ。

iTunesストアでも視聴ができます。
このアルバムはBossaNova創始者といってよいアントニオ・カルロス・ジョビンのトリビュートアルバムなので全曲Bossaなのですが、ジョー・ヘン自身はStraight AheadなJazzミュージシャンです。
若い頃の代表作、Page Oneはジャケ写買いの定番ですね〜

同じくジャケ写買いの定番の定番としてよく紹介される、Sonny ClarkのCool Struttin’は、いまいち普通のjazzで個人的にはどうでもよいです。

JazzとBossaは別物で(Jazzのハーモニー理論にブラジリアンリズムを結びつけて作られたのがBossa)、上手なJazzギターメンでもBossaはできないと言うのですが、ジョー・ヘンは若い頃からBossaも好きだったみたい。Page OneにあるRecorda Meというジョー・ヘン作曲ナンバーがかっこいいBossaなのです。
それでは、Recorda Meの聞き比べ、いってみよう。
まずは PageOneに収録されているもの。これは埋め込み不可だったのでリンク先に飛んでくださいな。
http://www.youtube.com/watch?v=opwZVX7ZZ28
次は、ピアノのおっさん、ハンク・ジョーンズによるシンプルなピアノトリオの編成でどうぞ。
ジョー・ヘンが終わった頃から始まる、ベースのおっさんデイブ・ホーランドによるRecorda Me.アップした人はベース研究家さんでしょうか。デイブ・ホーランドの演奏は粘り気があって、最初聞いたときは白人ベーシストとはわかりませんでした。
最後に、豪華メンバーによるRecorda Me。バービー・ハンコック(P)、ロン・カーター(B)、神童トニー・ウィリアムス(Ds)というマイルス黄金60年代バンドメンバーですよ。トニーのやんちゃくさいDsソロで始まるのでRecorda Meのテーマは1:15頃から。
ジョー・ヘンはエレガントですてき。Dexおじさま(デクスター・ゴートン)の朗々としたノリも好き。一番好きなのはマイルス黄金60年代バンドのウェイン・ショーターなのですが、また次回に。
Recorda MeってRemember Meって意味だそうです。
本当に、忘れないでいてほしいわ。せつない。
一生で一番好きなアルバム”Double Rainbow”のジョーヘン、60年代マイルスバンド&ウエリポのウェイン・ショーター、そして映画”ラウンド・ミッドナト”で主演もしてしまったDexおじさまこと、デクスター・ゴードンが三大素敵Jazz Tenor Saxおじ様です。
Dexおじさまは、映画のラウンドミッドナイトももちろんよいのですが、100回連続walkman再生を毎日するほど私が好きだったのが、”モア・パワー!”というアルバムに収録されている”Meditaion”というbossa nova曲。ボッサなので、はい。ジョビンおじ様作曲です。
You Tubeには残念ながらDexおじ様の演奏は落ちていないのですが、
まずはアストラッドジルベルト嬢のライブ演奏。モノクローム映像ですが、ヌーベルバーグっぽくておしゃれだわ。
次は、ジルベルトおじ様のギターに合わせて、司会でもするような歌いっぷり、どことなくお坊ちゃまっぽいカエターノ・ベローソ
ご本家、アントニオ・カルロス・ジョビンおじ様、ピアノです。ジョビンおじ様はピアノあんまり上手じゃないけどね。
おまけ。いい感じのオヤジがアコギ一本で弾き語りです。どこの国のどなたでしょう?
で、一番好きなデクスター・ゴードンおじ様のmeditaionは、bossa nova大家の皆様とは又違って、jazz musicianならではの、朗々とした歌いっぷりがむちゃくちゃかっこいいのです。
モア・パワー!というアルバムの2曲目。ちょっとだけ視聴もできるので聴いてみてください。
一生で一番好きなアルバム、ジョー・ヘンダーソンのダブルレインボウ。

iTunesストアでも視聴ができます。すきすぎる、ジョーヘンの『ダブルレインボウ』より、アントニオ・カルロス・ジョビンの曲『Triste』を聴き比べしてみます。
悲しみというタイトルそのまま、かなわぬ恋に嘆く男(たぶん)の歌詞がついています。
フェンダーローズのバックがかっこいいですね。bossaはエレピが似合うと思います。
ジョビンの超有名なアルバム。Waveという、天気予報のバックミュージックとしてよく使われていた超有名曲が子供の頃から好きで、今は亡き六本木のWaveで初めて購入したCDでした。Tristeオリジナルはこれに入っています。
ローラ・フィジー姉さまのヴォーカルでどうぞ。
やっぱりジョーヘン&ハービーのこれが一番。
ブラスの厚めサウンドにアレンジしても似合いそうな曲なのになかったですねえ。
一生で一番好きなアルバム、ジョー・ヘンダーソンのダブルレインボウ。

iTunesストアでも視聴ができます。
ボサノバを作った、アントニオ・カルロス・ジョビンへのトリビュートアルバムなのですが、今日は1曲目Felicidade聴き比べしてみました。
一発目は、ボッサの歌姫、アストラッド・ジルベルトでしょう。
と思ったのですが、YouTubeにはアレンジがちょっと怖いアストラッド・ジルベルトのFelicidadeしかないようなので、Corcovado をどうぞ。
ベスト版。ジルベルト嬢かわいい。

iTunesストアへ。7曲目がFelicidade。
次はジルベルト嬢の(元)だんな様、ジョアン・ジルベルトおじさん。ローカルなFessと思われる荒い映像とリラックスした雰囲気がよいですわ。
作曲したご本人、アントニオ・カルロス・ジョビンのバンドで。ジョビンおじさんはピアノを弾いています。

「ジョビン、ヴィニシウスを歌う」こちらの12曲目がFelicidade。iTunesストアへ。
Maucha Adnetのアダルティーなヴォーカルにフルオケで。いいなあ。贅沢だ。私もスコア書きたいわ。
雨です。さわやかな5月を感じた日が少なかったのは寂しいけれど、恵みの雨も楽しみましょう。
雨に似合う好きなアルバムがないかなあと探したのですが、特になく、、とても好きな曲「Once I Loved」のいろんなバージョンで聴き比べてみたくなりました。
写真は、秋吉敏子さんのイエス・アイ・ハブ・ノー・フォー・ビート・トゥデイ。ご存知。マンディ満ちるさんのお母さんです。秋吉さんはゴリゴリのジャズピアニストっていう雰囲気で私も他の作品はあまり聴かない&持っていないのですが、1995年発売のこれは好き。正確に言うと、1曲目の「Once I Loved」の秋吉さんの演奏がとっても好き。
このCDは「秋吉敏子withブラジリアンフレンズ」の名義で、1994年に無くなったアントニオ・カルロス・ジョビンを追悼する意味も込めて企画され、ブラジルの打楽器奏者を交えての演奏になっています。iTunedストアには無いのですが、Amazonでは視聴ができます。新品はないけど、中古の出品はたまにあるみたい。
Once I Lovedというちょっと悲しいタイトルな曲にはもちろん歌詞があります。ガルコスタのヴォーカルバージョンでどうぞ。
失恋したけど、自分の好きな人と好きだった気持ちをきちんと受け止めるような歌詞です。
ボサノバなのでもちろんポルトガル語。オリジナルのタイトルはO Amor Em Paz
変わったところでは、ヨーヨー・マによるOnce I Lovedも。チェロにピアノ、ギター、パーカスそして女性ヴォーカルという編成です。しっとりとしていて素敵です。
そしてとっても大好きなジョー・ヘンダーソンのOnce I Loved. ライブがありました。CDよりも少しはじけている演奏ですね。
こうやって、色々聴き比べできるの楽しいです。好きなものをじっくり選ぶのって楽しいですよね。
今日は、月と金星が接近して見えるだの、ISSとアトランティスが接近するのが見えるだの、宇宙天体の話題がTwitter上では多い日でした。
外を散歩してみたものの、残念ながら東京の明るい空、低い位置にあるはずの月は見えず、心の目で見て満足することになりました。
宇宙を想うときに耳に浮かぶ曲がこちらです。
吉川洋一郎
THE MIRACLE PLANET NHK特集地球大紀行オリジナルサウンドトラックより
1987年のNHK地球大紀行のための曲。コンピューターミュージックの部類ですが、まだアナログシンセが主流の頃。生stringsとシンセのオーケストレーションとなっていて、音が厚いです。
この頃のNHK特集は非常に良質で国民的番組でした。地球大紀行は世界各国でも放映され評価されたのですよね。
もう一つ、
富田勲さんの『金星』
オリジナルはホルストの組曲惑星ですが、あえてトミタバージョンを。
坂東玉三郎さんが金星に合わせたパフォーマンスを行っていてやたら神秘的だったのを覚えています。何のためのパフォーマンスだったかは、忘れてしまいました。。
オリジナルも幻想的で美しい曲ですが、トミタバージョンのほうは、ストリングスフラジオレットの渦のようなシンセサウンドで、目の前が別世界ですね。
平原綾香ちゃんで有名になったジュピターもトミタバージョンでどうぞ。
長谷川等伯展を見に、京都国立博物館へ行ってまいりました。東京で見ればよかったものを、うっかりして見逃し。岡山に行く用事があったので、その前の日に京都に立ち寄ったつもりが、あまりの凄さに圧倒され、岡山の用事をキャンセルして等伯ワールドにはまった土日でした。
もともと高校生の頃から西洋美術の印象派~現代美術が好きで、日本画は印象派に大きな影響を与えた文化として捕らえていました。本流(西洋美術)に対する周辺文化であると。
そんなの、大間違いでした。日本美術、むちゃくちゃかっこいいですよ。
見たのが等伯だったから、今までの認識が覆ったのでしょう。日本画というと、狩野派のそそっとした隙のない、美しくて優等生、作り物のような絵を思い浮かべます。能登から京都へ腕一本で一旗あげようと上京した等伯。野心たっぷりです。まず、やられてしまったのは、この木のごつごつとした野生的な肌。これは大胆を通り越して粗野と言ってもいいのでは?美しくも生命の躍動感を感じる日本画。等伯の人物像がもたらすものでしょう。
一番好きだったのがこちらです。「松林図屏風(しょうりんずびょうぶ)」国宝指定だそう。手抜きっぽく見えますが、やはり、下絵と考えられているそうです。等伯のものの見え方がわかるようで、ありがたかった。見ているうちに、この抜け感が完成形なのでは?と思えてきます。等伯の生きた時代は戦国時代ですが、平均寿命18歳だったといわれる武家がお屋敷をこのような襖絵で飾り、過ごす日々はどのようなものだったでしょう?静けさと刹那を感じたとき、千利休の鋭い視線を覚えた気がしました。

等伯自身は、大胆な面をもちながら、とっても愛嬌のあった人なのだろうなというのが動物や人物描写に見て取れます。こんなにかわいい表情、よく見ていますよね。
温水さんみたいでかわいいなあ~まさか400年後にこんな風に多くの人に見られているとは思っても見なかったでしょうね。
日本画の特徴は、基本的に表具であること、画材が西洋のものと異なることもありますが、最大の特徴は、構図にあるでしょう。細部を見、全体を見、左から、右から。どこから見ても、どこを見ても絵になる。見るほうが動けば絵も動く。西洋の遠近法にはない、日本人のものの見え方の優秀さをあらためて感じることができました。
東京もすごかったらしいですが、京都も連日大盛況だったようです。このような展示を見に行こうという人が日本に沢山いることも幸せに思いました。先人から受け継いだ文化、大切に、永遠に残したいですね。
私の人生、まだ半分ほど残っていると思いますが、残りの人生を入れてもこのアルバムが一番好きです。

1995年に発売されたCD。15年も経過しているのですね。
Tenor Saxの巨匠、ジョーヘンダーソンが、アントニオ・カルロス・ジョビンにささげて作ったアルバム。全12曲がすべてジョビンのもの。もともと、全曲ジョビンのアルバムとして企画、レコーディングされていたものらしいのですが、奇しくも1994年12月にジョビンが亡くなり、トリビュートアルバムとして発売されたものです。
前半5曲と後半7曲でパーソネルを違えていて、特に後半のハービーハンコックが入った編成の評価が高いのですが、私が特に好きなのは、前半5曲目の”Once I Loved”
オスカー・カストロ-ネヴィスとジョーヘンのギターデュオ。
リズム隊なしなのに、とってもリズミカル。かつ心地よい風のようにリリカルに歌う。曲のタイトルのような物悲しさも少し。
ジョーヘンのアルバムとしては、この『ページ・ワン』がジャケット写真を含めてダントツに有名ですが、味わい深さならば、晩年の『ダブル・レインボウ』が断然お勧めです。
『ページ・ワン』の中のRedorder Meという曲も好きなのですが、もともとジョーヘン自身がボサノバ好きで、10代で初めて作曲したのがRedorder Meというボサノバ曲だったのだそうです。
Amazonでは視聴ができないようなので、Last.fmではこちら。Joe Henderson Double Rainbow1曲しか再生できないけど。