5日で身に付く伝える技術

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久々の書評。尊敬する先輩の推薦図書です。
「5日で身に付く伝える技術」読むだけなら5分で読めます。本当に。

プレゼンの様々なスキルを5日で身につけよう!と章立てされているのですが、本書で解説されている3つの「話上手になるポイント」とは、 (続きを読む…)

wetなnipponソーシャルは金の力に勝つのか?

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楽天が金いやポイントの力でレシピサイトに参入しているのが話題だ。
楽天レシピ

その仕組みは猛烈に先行者ガリバーのcookpadを意識している。
cookpad

私はどちらかというとe-recipeが好きで、e-recipeも含めていろんなレシピを検索できるYahoo!レシピを使う事が多い。

正直、cookpadはかわいい自分が好きな30代専業主婦コミュニティって感じで引いてしまうのです。

 レシピ数は膨大だけど素人撮影の料理写真で美味しそうに見えないのが多くて残念。

なのに、

 レシピ投稿者に対して「つくレポ」という
 「あなたの投稿したレシピがとっても素敵そうだったので
  マネして作らさせていただきました
  ありがとうございます
  私のこともよろしくお願いします」

的な関係性(コミュニティ)を生む機能がある。それはとっても濃密だ。まるでmixiみたい。

そう、cookpadはmixiみたい。ユーザー層も30代専業主婦と、mixiと重なる。ガラケーによるwetで濃密な日本独自のclosedソーシャル(外から関係性が見えるopneソーシャルとは違ってね)で育った世代。

もともとcookpadは「美味しいお料理のレシピを考えて作ったのに誰もほめてくれない」というお料理愛好家さん(30代かわいい生活している自分好きな専業主婦、いや、女子)向けにできたサイトだそうです。

ならば、サイトがそういう文化を持つのもわかる。初期はレシピ投稿ユーザーからお金を取っていたというのだから、「レシピを知らせたい、みんなに作ってもらいたい」というキモチから生まれる文化はcookpadにおいて本物というか企業の存在意義ですね。
今ではレシピ投稿も無料でできるけど、一部検索機能は有料。cookpadの収益の約50%が有料会員費であり、しかも前年度比150%近くの驚異的な伸びをしている
1本筋が通っていてかなり凄い。

cookpadの濃密なコミュニケーションを生むための機能「つくレポ」も楽天レシピは搭載。しかもユーザーはお金を払うのではなく、ポイントをもらえるのだ。完全に金の力にモノをいわせてcookpadユーザーを巻き取ろうとしている。

だからといって、楽天レシピに「レシピを知らせたい、みんなに作ってもらいたい」というキモチから生まれる文化は根付くのだろうか?
そうは思えない。

そんな文化が無くてもユーザーが集まるサイトとして楽天レシピは発展していくのだろうか?ポイントの力で?

mixiでの濃密でwetなnippon型closedソーシャルに慣れ親しんだ人達がなかなかfacebookに流れてこないように、楽天レシピによるcookpadの巻き取りは難しいのではないか?

でも、楽天レシピの狙いはcookpadユーザーの巻き取りではないように見える。

彼らにとってレシピサイトはユーザーコミュニティではない。ECへの単なるドアページだ。ポイントを使って素人にドアページをどんどん作ってもらっているだけのように見える。ページが増えれば目的達成、コミュニティの醸成など最初から考えていない。

ならば、ユーザーも
「ポイントが貰えるんだったら楽天レシピにも書くよ。でもcookpadにも書くしメインで使うよ。だって友達がいるからね。」
と、賢く使い分けしそうな気がする。

楽天に行ってみたけど、どこにレシピサイトができたのかわかんなかった。

この、いかにもお金のニオイがするバナーがそれだったとは。。

ユニクロ&東レの理想的な躍進。なのにGDPで中国に抜かれるって?

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蒸し風呂で有名な京都の夏よりも暑く感じる今年の東京。本日も各地で38度超え。
この暑さの中、ユニクロは「ヒートテック」を発売したとか。2010年秋冬の販売目標は7000万枚。昨年の1.4倍だそうです。私も1昨年初めて購入し暖かさで手放せなくなり、昨年沢山購入しました。

ヒートテックは東レが開発した新素材を利用して初めて暖かさを提供できる機能性商品。ユニクロが東レとの強力なパートナーシップにおいて、付加価値の高い素材をいち早く独占したからこそ他アパレルメーカーの追随を許さない独走状態に入れたわけですね。

・R&D、素材開発、原料調達、素材・中間財生産などの技術的側面→東レが担当
・商品企画、商品製造、マーケティング、ブランディング、販売の企画流通面→ユニクロが担当

という、スピードとパッションが保てる『餅は餅屋』のパートナーシップ。
1社で全部門を持ってしまうと、技術屋は単なる技術バカに、マーケは周回遅れに陥りがちな日本企業にとって、お手本となる理想的な組み方。他の会社、特にリソースが限られている中小企業に真似して欲しい。

さて、ユニクロの商品生産拠点は中国ですが、東レによる素材量産もおそらく中国。研究と企画は日本。生産は中国。販売は全世界。衣料に限らず、家電も食品も、量産するものはこのパターンがほとんどでしょう。

日本企業による海外生産、海外販売。どうやらこの数字はGDPには反映されない。それでは日本の産業競争力が正しく反映されないなと思っていたところ、2010年の4-6月はとうとう日本が中国にGDP世界第2位の座譲るとのニュースが。そんなの当たり前だ。既に国内で生産し輸出する加工貿易モデルは終了し、日本企業が海外で生産し販売する時代なのですから。

GDPの低迷は産業空洞化にもありますが、消費文化が一段落し成熟を迎えていることも要因だろうなと思っていたところ、マネックスの松本大さんが別の視点。

人口とGDP「マネックス社長 松本大のつぶやき」より

世界のGDP分布は、産業革命までは人口の分布とほぼ同じでした。

何故なら一般にGDPの70%以上は個人消費だからです。
それが産業革命によって生産技術などが一部の国に占有され、GDP分布は大きく変わっていった訳です。

それがインターネットの普及により、様相が全く変わりました。

産業革命によって偏在した生産技術が、そしてあらゆる情報が、また世界中に還元していった訳です。
そして世界のGDPはまた人口分布に近づいていこうとしている。これが私の理解です。

新興国が成長しているのには、それらの国が何か特別なことをしているというよりも、このような当然の、現代の歴史的ステージの中で避けられない出来事として起きているのだ

国家がGDPにこだわるのは、国内生産=雇用という面よりは=税収という面からでしょう。
フラット化してしまった世界のなかで、緩衝作用がごとく、労働が高賃金国家から低賃金国家へ転移しているけど、いずれ緩衝作用がごとく、低賃金国家と高賃金国家の賃金差はなくなるでしょう。そのスパンは2-30年でしょうか?その間に産業誘致の国家間競争もおきるわけで、緩衝作用といえども動きはダイナミック。

本当にフラットになり、全世界賃金均一になったとしたら?

そのときは、地域での偏在こそが存在要因である、文化が差別化要因として注目されそう。

ユニクロ&東レのパターンでは、得意分野であるこだわりの技術力に加え、こだわりの高い日本の消費者がはぐくんだ商品企画・マーケティングで全世界の企業に対し差別化を行っています。

企画・マーケティングでも差別化しているっていう点も、一歩進んだ事例ですね。

世界に類を見ない高レベル消費者である日本人が好む、fine,neat,kawaii文化がもたらす製品やサービスが、どうすると世界に伝わり魅了できるのか、ユニクロのマーコムに注目していきたいです。

唯一生き残るのは、変化できる者である

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最近、どこかで聞いたこの言葉。

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」

とても腑に落ちる名言です。どこその偉い経営者の言葉ではない。原典はダーウィンだという話。

という話が、実は真実ではないらしい。
ダーウィンの進化論にはそのような記述はなく、IBMのガースナー会長がダーウィンの言葉として紹介したのが始まりなのでは?という指摘がこちらでなされています。

進化論と創造論~科学と疑似科学の違い~
ダーウィンは「変化に最も対応できる生き物が生き残る」と言ったか?

ダーウィンは数千年という単位での種の保存について考察していたはずなので、生き残るには繁殖能力が必要と考えたのでしょうけど、
数十年の寿命をもつ人が、社会で生き延びるには。また、会社の寿命を数十年、それ以上にしていくには。 と、考えたとき、IBMのガースナー会長がいい初めとされる先の名言は、多くの人に実感を伴って納得されたのでしょう。この言葉を元に本も出版されているようなので、随分と伝聞されているのですね。

私は本質的でありたいと思っていますが、変化もしたいと思っています。
この2つは矛盾するようですが、私の中では矛盾ぜず存在しています。
なぜ共存しているのか上手に説明することができれば、変化を好まないであろう多くの日本人に理解してもらえるかもしれない。今はうまく説明できません。

変化という言葉にネガティブなイメージがあるのでしょうか。ならば、
成長と置き換えて考えてみてはいかがでしょう?
今あるものや経験、価値感を全否定し、まったく新しいものになるのも ”変化” ですが、
新しいことを学んで、できることや理解の範囲を広げていくのも ”変化” だと思います。
後者の意味で私は考えているようです。

大人になると物事を教えてくれる人は少なくなるので、やはり、読書が有効な学びの手段になると多くの人が語っている。

ちなみに、長く生き残る会社は「ビジョナリーな会社だ」という研究がなされ、有名な本が出版されています。

私の父が勤めた会社も、利益よりも地域雇用を重視した海外展開が結果的に世界シェアを獲得することにつながっており、ビジョナリーだったのだなと思います。会社は従業員のものという創業者の考えで未だに株式公開はしていません。今後もしないのでしょう。

家族の生きる基盤を与えてくれたのはもちろんですが、子供の私に経験と気づきを与えてくれた会社であり、とても感謝しています。
このまま地球上でeternalな存在になってほしいと思います。

Amebloやってます