2011年3月9日
自由が丘にある、ユニクロに買収された旧キャビン系のお店2店舗が閉鎖し、新しいお店になってオープンしました。
プラステと、
コントワー・デ・コトニエ。
プラステは2009年にユニクロのファストリテイリング社が買収した、リンク・セオリー・ジャパン社のブランド。コントワー・デ・コトニエは2005年に買収した仏ネルソン社のブランド。
キャビン系のブランドは存続しない方針かな。もともとユニクロとキャビン系ブランドはジャンルも顧客層も価格も重なる部分が多かったので、買収により競合を消滅させたわけですね。
赤字が10年続いているキャビンを再生しようともしていたようですが、ユニクロとの文化があわず、キーとなるデザイナーさん始め多くの人がやめていったとききます。累積赤字どのくらいあったのだろう?結果として競合消滅になった訳ですが、ペイしたのか気になります。
*2010年9月にリンク・セオリー・ジャパン社を存続会社とすることでキャビン社を吸収合併させていました。
ユニクロ1ブランド時代に比べると、買収を繰り返し、ブランド統廃合も繰り返し、ダイナミックな動きをしていますね。動きの速さはアパレルならではだな。
自由ヶ丘の新しいコントワー・デ・コトニエの隣にあった凮月堂も閉店していてびっくりしました。一度も買う事無く終わってしまった。。
2011年3月7日
東京ガールズコレクションが3/5に開催されたのですが、
ライブ配信もあったようなんです。
配信元はGoogle、youtubeの。
Googleがやるってことで正直イマイチな印象をもち、実は放送を見ていなかったのですが凄かったみたい。残念。

youtubeなので録画配信なのかと思いきや、ライブで配信されたようです。しかも、ランウェイを歩くモデルさんが着ている服が同時にアイテム表示されて、そのままオンラインショッピングで買えるという新しい試み。凄い。
何らかのトラブルで、ランウェイを歩く順番が違ったら、サーバーに仕込んであった洋服リストの順番入れ替えも対応しなければならないけど、そういう準備もあったのかな。それとも絶対間違いなしの気合いで乗り切ったのかな。
そして、このイベントでの売上げはいくらだったんだろう?
憧れのモデルさんが華やかな演出で最新のアイテムを着て歩くショーは、ユーザーの欲しいというキモチを高める最高の手段(その分お金がかかる)だと思いますが、欲しいというキモチが熱いうちに即販売できるのは投資効果高いでしょうね。
ターゲットの女の子たち(おそらくガラケーしか持っていない)がどれくらいGoogleによる配信を見ていたのかも気になります。
お洋服のコレクションて、そのブランドのシーズンイメージを伝えるもので、実際にお店に並ぶ洋服とは違うコンセプチャルなものが発表されるけど、東京ガールズコレクションのいいところは、発表されるもの=お店に並ぶもの=買えるもの、ってところですよね。デザイナーやブランドからのコンセプト提示(啓蒙フェーズ)をすっ飛ばしていきなりリアル。
東京の女の子のファッションの受け手のレベル(センス、関心度)が高いので成り立つ図式ですが、そのセンスをリアルタイムで他の国がマネしていると聞きます。トレンドは発信しているのに、センスだけ横取りされる状態で製造と売上げを持っていかれてしまう残念な状況。
製造はアウトソースでよいので、企画と流通の最後を握り、世界に向けて自ら情報発信し、自分たちの価値をキッチリお金に換える試みはとっても良いですね。くやしいけどサムスン方式といいますか、今までの日本の製造業には無かった取り組み、あるべき姿だと思います。